インド占星術 結婚・人間関係を示す第7ハウスについて


前回の
インド占星術 敵や病・競争などを示す
第6ハウスについて

に続いて、今回は第7ハウスです。

ハウスの流れをまたまた掲載します。

「1.誕生 → 2.家庭・衣食 → 3.訓練・
努力 → 4.人生の基盤を築く → 5.学習・
理想 → 6.障害や病 → 7.人間関係を築く
→ 8.悩む → 9.精神性に目覚める →
10.社会的な活動 → 11.達成 → 12.死
→ 1へ戻る」

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

この流れでいくと人間関係を示すよう
ですが、結婚、配偶者、ビジネスパートナー
などの意味もあるようです。つまり
自分にとって「重要な」人間関係だという
解釈でいいのでしょう。
まあ自分を示す第1ハウスと、対称の位置に
あるため、自分にとっての鏡という、
西洋占星術とここは意味が共通するよう
です。
ハウスの分類でいくとこの第7ハウスは、
二つのタイプに属するようです。
一つは強いハウスである事を示す
ケンドラハウス、もう一つは、死の
ハウスである事を示すマーラカハウス
という事です。
ただ死のハウスといっても、同じく
死のハウスである第2ハウスよりは、
凶意が弱いようですが。
ケンドラハウスとしても吉意は、最も
弱いという事のようです。
つまり自分に力がないから、助けてもらう
重要な他者が必要だという事でもあるの
でしょう。

ではいつものサイトから第7ハウスに
ついての説明を観てみる事にしま
しょう。

『』内が引用です。

7室
職(第6室)につくと、人間関係
(ビジネスパートナー)が形成され、
やがて人生のパートナー
(妻・夫・同棲相手)を欲するよう
になります。7室は、結婚、人間関係、
配偶者、ビジネスパートナーなどを
示します。
また、1室の対極、自分からもっとも
遠い室ということで、海外も示す。

結婚や配偶者を見る時、このハウス
と支配星をまず見ます。 7室支配星が
ドシュタナに入ったり、ドシュタナ
支配星が、7室に入ると、結婚に障害
が出やすくなる。
また、金星が7室に在住するのは、
理想が高くなり良くないとされる
(最近の研究結果では、あまり関係
ないとも・・・)
7室の支配星が6室在住で、ケートゥと
コンジャンクトしていると離婚する
ことを示す。
土星や太陽が入ると晩婚化。火星や
ラーフは結婚における障害を示す。
特に、火星の7室在住はクジャドーシャ
やマンガリクと言われ、結婚における
トラブルを示す(日本の丙午のような
もので、インドではクジャドーシャを
持つ人を伴侶にすると、その伴侶より
早く死ぬとか殺されるという迷信(?)
がある。また、火星が1室、2室、4室、
8室、12室も弱くださいクジャドーシャと
される。)
木星が7室在住は良い配置であるが、
木星が逆行して7室に入ると、結婚
しない場合が多いとのこと。

8室は生命を示し、その12番目の室
である7室は8室が失われることを示し、
マラカ(死)のハウスと言われる。
ケンドラの室であるが、マラカでも
あるため、ケンドラハウスの中では
吉意は低い。

7室の意味
(ウッタラカーラムリタより)
結婚。身もちの悪さ。好色な人。
勝利。女性に対する敵意。
道からはずれること。香り。花。
贅沢な食事と飲み物。 キンマ
[コショウ科の植物]をかむこと。
旅行。凝乳。忘却。衣服の獲得。
精液。夫。妻。生殖器。尿。肛門。
貿易。 ミルク。蜜のある飲み物。
スープを飲むこと。
ギー[バターミルク]を飲むこと。
贈り物。勇気の欠如。敵を滅亡
させること。 どこかにしまわれた
お金。論争。性的結合。養子。
外国。性的秘密。窃盗。』

“出典:インド占星術.com
「ハウスについて」より”

なるほど、流れとしては、自分に
職があり、家族を養っていける
という事で、結婚相手を探すという
流れになっていたのでしたか。
そうなると、現在のような長期に
渡る不景気のおかげで、満足な
収入が得られない事で、独身の方が
多いという一面もあるような気が
してきました。まあしかし、これ
男性側からのみの視点ですよね。

結婚や配偶者を観るときまずこの
第7ハウスとその支配星を観ると
いう事です。
西洋占星術でもそような見方が
ありますが、第8ハウスの方が
運命の相手というような見方も
西洋占星術にはあります。
そして第7ハウスには海外の意味
もあるという事で、西洋占星術なら
第9ハウスの象意に当たったりなど
やはりインド占星術ならではの
独自の解釈が目立ちます。

やはり結婚には良くないパターンと
して、まあいろいろ上には説明
されています。
離婚するとかは、今の時代多い
ですが、その人たちがみんな
「7室の支配星が6室在住で、
ケートゥとコンジャンクトして
いると離婚することを示す。」
というような状態でなくても、
統計には興味がありますね。

また同じ様な意味で、
「7室支配星がドシュタナに入ったり、
ドシュタナ支配星が、7室に入ると、
結婚に障害が出やすくなる。」とか
「火星やラーフは結婚における障害
を示す。特に、火星の7室在住は
クジャドーシャやマンガリクと
言われ、結婚におけるトラブルを示す」
などもあって、よく当たるインド
占星術だけに、見逃せない関係
ですね。
私の場合、理想が高いというより、
自由が束縛されるのが大嫌いなので
独身である事を喜んでいますが、
世間によると「言い訳」だとか、
「モテない事にカッコつけてるだけ」
などというレッテルを貼られたりする
事、というか、雰囲気を押しつけられ
ます。そういう世間の固定された考え
からも自由になりたいという気持ち
がありました。
世間の考えを押しつけられる事にも
我慢がならないタイプだったのです。
道理で、世間の言わないような
事をくどくど記事にするわけですね。

また意味として「女性に対する敵意。」
や「道からはずれること。」というのも
重要な人間関係を示すハウスの意味
としてはふさわしくないように思え
ます。それに女性に対してって、
なんとなく男性上位の考え方なの
でしょうか?
道から外れる事が結婚というつながり
になると、なんとなく自分の応援歌
のように思えてくるから不思議です。
「自分道」を貫いているゆえの独身
です!・・・いいじゃあないですかー!

さてそんな能書きは、自分のラーシ
チャートを見てから語ればいい事
でしたね。
では私のラーシチャートが以下に
なります。

なんのことはない、第7ハウスに
凶星が入るでもなく、支配星の
水星が第10ハウスという最強の
ケンドラハウスにあるという事
で、結婚運は悪くないようです。
「ちっ、先天運のせいにしてやろうか
と思ったのに!」
あ、独り言を書いてしまいました。

よく観ると火星が第8ハウスにある
ので、結婚は不吉な、クジャドーシャ
というものに当たるという事で、
ほら、ちゃんとその事を感じ取って
独身を貫く事にしたに違いない!

みなさんも結婚や大事な人間関係を
示す第7ハウスについて、観てみられる
と良いでしょう。
ご自分のラーシチャートは以下の
リンクで調べられます。
Jyotish-ONE Chart 入力フォーム

では次回は第8ハウスについてに
なります。

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
おかげ様で上位継続中です💦

インド占星術編一覧

サビアン占星術の神秘メニュー

トップページ

投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です